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技術はどのように進歩しているのか

矯正歯科は、現代になってクローズアップされてきたことではなく、古代の昔から矯正したい、という願望は世界中の人々の中にあり、実際に歯を移動させる、という試みも行われてきたという記録もあります。

ただし、技術的に革新的な効果があげられたわけではなく、希望はありながらなかなか技術が追いつかない、という時代が続きました。

それが革新的に発展するきっかけになったのは、18世紀のヨーロッパでの近代歯科学の発展によります。

ここで、矯正装置が発表されたことで、本格的な矯正歯科の革新が始まったのです。

この流れはアメリカが引き継ぎ、さまざまな取り外し式の強制装置や保定するための装置などが開発されることとなりました。

矯正歯科の専門学校も20世紀になると設立されるなど、一つの技術、一つの分野として確立されていくこととなりました。

日本ではというと、戦後しばらくして、1970年代に入るころに入ってきた矯正装置により、それまでの意識を一度に改革するような運びとなりました。

全ての歯に装置をつけ、歯を1本ずつ動かしていく、という概念による装置が導入されたことで、日本の矯正治療の技術も大いに革新していくこととなったのです。

日本の矯正技術は、主にアメリカの方式を取り入れていましたが、実はアメリカとヨーロッパでは概念の差がこのころはありました。

ヨーロッパでは、歯の並ぶ位置ではなく、顎全体の位置関係の改善などが最終的な目標とされてきたところがありました。

この概念は決して間違っていたわけではなく、成長期にあわせて顎の位置の矯正を行う、という手法で矯正は進んでいったのですが、取り外しのできる装置を導入していたこともあり、なかなか顕著な効果をあげることができない場合もあり、やがて世界的には、アメリカの説や技術が主流になっていくこととなったのです。

こうして矯正治療の分野は、大きな流れが確立されることになり、その後は個々の技術の革新を取り入れながら、確実な成果をあげられる技術へと変化してきました。成長期の矯正については、骨格がどのように成長するかを予測しながら矯正治療を行うなど、装置そのものだけではなく、周辺の技術も日々進化を続けています。

これにより、治療そのものが安定していくことにもつながっています。

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